昨日（2024年9月17日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：71.260（+0.592）＜+0.84％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは5営業日連続で上昇。
レバノンで小型通信機器が相次いで爆発し、数千人が死傷したと報じられています。
ヒズボラはイスラエルを非難しており、中東情勢の緊迫化が指摘されています。
中東地域での原油生産の停滞が懸念された模様で、これを受けてUSOIL価格が上昇したと伝えられています。
また、昨日は米国で発表された各種経済指標が市場予想よりも強く、米経済の底堅さが確認されました。
これも、価格上昇に寄与した可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年9月18日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年9月18日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成して、前日の高値を更新しました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は限定的です。
16日に節目価格70ドルを回復後、17日は続伸して一時72ドルまで上昇しています。
目先は、70ドルで支持され上昇が続くか、再度70ドル割れに至り下落が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばに向けて下落したものの、その後の反発により始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
9月10日の底値を基点とする、切り上げを伴う上昇トレンドが続いています。
17日高値も突破して上昇トレンドが維持されるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年9月6日時点の米国の原油リグ稼働数は483基でした。
2024年8月中旬から483基での推移を続けています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年9月6日時点の原油在庫は前週比で83.3万バレルほど増加し、およそ4億1914万バレルです。
2024年6月後半から右肩下がりでの推移が続いており、過去5年の平均から大きく下回っています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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