昨日(2024年9月18日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はわずかに円高。
昼にかけてユーロ円は円高が優勢でした。
ドル円が円高で推移しており、この影響を受けた模様です。
その後は元の水準に戻る展開で、方向感の乏しい動きでした。
その後、本日未明に米FOMC(連邦公開市場委員会)が政策金利を発表すると、ドル円とユーロドルが大きく上下動し、この影響でユーロ円も上下に振れました。
しかし、おおむね日中の高値と安値の範囲で動き、トレンドは形成されていません。
なお、ビルロワドガロー仏中銀総裁が発言し、金利は引き続き引き下げられるべきとの趣旨が報じられています。
本日(2024年9月19日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、156円台半ばにも、厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、156円台後半から159円付近にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、157円付近の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年9月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
ポンドドルとも弱い相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年9月19日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はマイナスに転じる場面があったものの、おおむねプラス圏で上下動しました。
ユーロはマイナス圏で緩やかに推移し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年9月19日)の主な経済指標
(日本)日銀金融政策決定会合(1日目)
20:00(英国)英中銀政策金利
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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