NY株式サマリー(19日)=ダウ522ドル高と大幅反発 ダウ、S&P500が連日で高値更新

市場概況
◆ダウ平均:42025.19 +522.09 +1.26%
◆S&P500:5713.64 +95.38 +1.70%
◆NASDAQ:18013.98 +440.68 +2.51%

 19日のNY株式相場は大幅高。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の大幅利下げがあらためて歓迎されたほか、新規失業保険申請件数が予想を下回る強い結果となり、ソフトランディング期待が高まったことも支援となった。リスクオンが強まりハイテク・グロース株が買われたほか、金融や資本財などの景気敏感株にも買いが強まった。ダウ平均は522.09ドル高(+1.26%)と3日ぶりに大幅反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.70%高、2.51%高と大幅反発。ダウ平均は4日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、終値で初めて42000ドルを上回った。S&P500も3日連続で史上最高値を更新し、終値では初めて5700ポイント台で終了した。S&P500の11上昇率トップとなり、セクターはITの3.08%高を筆頭に、一般消費財、コミュニケーション、資本財など8セクターが上昇し、生活必需品、公益、不動産の3セクターが下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の18.23ポイントから16.33ポイントに低下した。

 寄り前に発表された新規失業保険申請件数が21.9万件と前週発表分や予想の23.0万件を下回る強い結果となったほか、9月フィラデルフィア連銀業況指数も前月分の-7.0から1.7に改善し、予想の-1.0も上回ったことでソフトランディング期待が高まった。前日の大幅利下げを好感し、エヌビディア、アップル、メタなどのメガキャップが軒並み3%超上昇したほか、景気敏感株では建機のキャタピラーが5.12%高、金融株ではシティグループが5.21%高となり、ゴールドマン・サックスとバンク・オブ・アメリカも3%超上昇した。

 引け後の動きでは見通しを引き下げたフェデックスが時間外で10%超急落。一方、最高経営責任者(CEO)の交代を発表したナイキは時間外で8%超の上昇となった。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(19日)=ダウ522ドル高と大幅反発 ダウ、S&P500が連日で高値更新