昨日（2024年9月23日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：71.841（-0.651）＜-0.90％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに下落。
イランとイスラエルの関係に関してイランの大統領が発言し、緊張の緩和に向けた用意がある旨が報じられました。
中東情勢の緊張緩和への期待が高まった模様で、USOIL価格が下落したと報道されています。
なお、先週末にCFTC（米商品先物取引委員会）が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ14万5,000の買い越しでした。
7月下旬以降、買い越し幅は減少トレンドを維持しています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年9月24日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年9月24日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し73ドル目前で反落しました。
平均足は陰連しているもののローソク足が平均足の上にあり、トレンド転換を示唆しています。
大幅高となった19日の高値を上ヒゲ部分で更新しており、緩やかな上昇が継続中です。
目先は、緩やかな上昇が続き73ドルに到達するか、73ドルが抵抗帯となり反落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
72ドル台半ばの推移が続いた後、後半に大きく下落し若干の反発を見せ取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
高値切り上げ後に急落したものの、安値も切り上げる形となっています。
高値と安値の切り上げを伴う上昇がどこまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年9月13日時点の米国の原油リグ稼働数は488基でした。
前週から5基増加しており、このまま490基台まで到達するかに注目です。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年9月13日時点の原油在庫は前週比で163万バレルほど減少し、およそ4億1751万バレルです。
2024年6月後半から減少基調が続いており、過去5年の平均から大幅に減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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