昨日(2024年11月27日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:68.989(-0.231)<-0.33%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続落。
昨日のUSOILは安定的に推移し、大きなトレンドは形成されませんでした。
中東での緊張緩和期待が引き続きUSOIL価格の下落要因だったと報じられています。
その一方、ドルインデックスは低下しており、価格下落は限定的でした。
なお、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ184万バレルの減少でした。
市場予想と比べて減少幅が大きかったものの、発表後のUSOIL価格はやや下落しています。
未明に価格を戻す動きがみられましたが、26日終値比で価格を下げて取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月28日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成して、前日の値幅の範囲内での小動きに留まりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており明確な方向性は出ていません。
11月25日の大幅安後、2日続けて69ドル前後で方向感のない取引が続いています。
引き続き、11月安値に向けて下落が続くか、反発して22日高値更新を目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
69ドルを中心に上下する値動きをみせて、始値付近で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており明確な方向性は出ていません。
11月22日高値から下落が進んだ後、69ドル付近で値動きが停滞中です。
目先は、26〜27日安値を割れて下落が進むか、上昇して22日高値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月22日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
2024年11月から479基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月15日時点の原油在庫は前週比で54.5万バレルほど増加し、およそ4億3029万バレルです。
直近は3週連続で増加しており、一般的に原油在庫の増加は原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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