昨日(2024年11月27日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が優勢。
昨日は朝から円高の展開で、この傾向は深夜まで継続しました。
日付が変わってからやや円安方向に戻りましたが、26日終値と比べて円高で取引を終えています。
豪ドル米ドルは上昇傾向だったものの、ドル円が大幅な円高で、この影響を受けたと考えられます。
この結果、10月上旬から続いたレンジ相場を下方向に抜けました。
なお、豪州で消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想と比べて低い値でした。
発表直後の豪ドル円はやや円安だったものの、大きな反応を示していません。
また、日本で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。
本日(2024年11月28日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月28日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、97円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これが注目されている可能性があります。
また、98円台半ばの買い注文も特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
その一方、98円付近から102円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り意欲の強さがわかります。
その中でも、101円台半ばから後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月28日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月28日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、未明にゼロ方向にやや戻りました。
豪ドルはマイナス幅を徐々に拡大し、夜以降は安定的な動きでした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月28日)の主な経済指標
(米国)米国休場(感謝祭)
19:00(ユーロ)11月景況感指数
22:00(ドイツ)11月消費者物価指数(CPI)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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