先週金曜日（2024年11月29日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：68.338（-0.772）＜-1.12％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
中国経済の先行きに対する懸念が広がったと報じられており、原油需要の低下が意識された模様です。
先週金曜日はドルインデックスが低下し、また、今週開催予定のOPECプラスでは原油減産の継続が見込まれています。
これらは原油価格にとってプラス要因ですが、価格下落要因が勝りました。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）による原油の投機的ネットポジション公開は、12月3日（火）の予定です。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年12月2日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月2日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成して、下落が進みました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており明確な方向性は出ていません。
11月25日の大幅安後、方向感のない取引が続きましたが、再度下落が進みつつあります。
このまま11月安値に向けて下落が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
69ドル台前半で値動きが停滞したものの、取引後半に大きく下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
11月27日から69ドルを中心とするレンジ相場が続いている状態です。
目先は、レンジ相場を下に抜けるか、レンジ相場の底付近で反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月22日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
2024年11月からは470基台での推移が続いています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年11月22日時点の原油在庫は前週比で184.4万バレルほど減少し、およそ4億2845万バレルです。
2024年9月後半から右肩上がりで上昇していますが、直近は減少しました。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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