東京外国為替市場概況・17時 ドル円 上昇

市場概況
 4日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇。17時時点では150.40円と15時時点(150.09円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨でのドル売りが散見されると一時149.80円台に押し戻される場面もあったが、一部で日銀が12月会合で追加利上げを見送るとの見方が浮上していることを支えに底堅い動き。再び買いが入ると昨日の高値150.24円を上抜けし、150.53円まで上値を伸ばした。時間外の米10年債利回りが4.24%台まで上げ幅を拡大した動きも支えとなった。

 ユーロドルは伸び悩む。17時時点では1.0508ドルと15時時点(1.0515ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.0529ドルまで上値を伸ばしたが、昨日の高値1.0535ドルが目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み、1.05ドル前半での小動きにとどまっている。レーン・フィンランド中銀総裁の「ECBの金融緩和は今後数カ月続くと予想」「12月利下げの根拠はさらに増えるだろう」などの発言が伝わった。
 
 ユーロ円は上値を伸ばす。17時時点では158.05円と15時時点(157.83円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につられ158.20円までレンジ上限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 150.53円
ユーロドル:1.0488ドル - 1.0529ドル
ユーロ円:156.99円 - 158.20円

(金)


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