NY株式サマリー(4日)=ダウが45000ドル突破 主要3指数がそろって最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 45014.04 +308.51 +0.69%
◆S&P500: 6086.49 +36.61 +0.61%
◆NASDAQ:19735.12 +254.21 +1.30%

 4日のNY株式相場は上昇。決算発表が好感されたソフトウェアのセールスフォースが10.99%高、データセンター向け半導体製造のマーベル・テクノロジーが23.19%高と急伸し、ハイテク株全般に買いが波及した。ダウ平均は308.51ドル高(+0.69%)の45014.04ドルと3日ぶりに反発し、終値で初めて45000ドルを上回った。S&P500は0.61%高、ハイテク株主体のナスダック総合も1.30%高とともに4営業日続伸。主要3指数はそろって取引時間中と終値の史上最高値を更新した。S&P500の11セクターはIT、一般消費財、コミュニケーション、資本財など5セクターが上昇し、エネルギー、素材、金融など6セクターが下落した。

 経済指標では、金曜日の11月雇用統計の前哨戦となる11月ADP民間部門雇用者数が14.6万増と市場予想の15.0万人増を下回った。11月雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)の予想が20.0万人増と、ハリケーンの影響で1.2万人増にとどまった10月分から大幅な増加が見込まれている。一方、失業率は10月分の4.1%から4.2%に悪化が予想されている。要人発言では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げについて慎重に進める余裕があるとしたが、市場はほぼ無反応だった。CMEのフェドウォッチ・ツールの12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げ見通しは前日の7.3%から78%に上昇し、政策金利の据え置き確率は22%に低下した。


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