香港株サマリー(6日)

市場概況
3日ぶり反発、4週間ぶり高値 本土株高を好感

 6日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。終値は前日比1.56%高の19865.85ポイントだった。中国企業指数は1.75%高の7136.55ポイント。メインボードの売買代金は概算で1627億8000万HKドル。

 ハンセン指数は高く始まり、前場に上げ幅を拡大。幅広いセクターで買いが優勢となり、終値ベースで11月11日以来およそ4週間ぶりの高値を付けた。中国指導部が来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が来週にも開幕すると伝わり、追加の経済対策への期待が高まった。中国本土相場が上昇し、香港市場でも買い安心感が広がった。

 ハンセン指数構成銘柄では、前日安かった医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)が大幅に上昇した。オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、都市ガスの新奥能源(02688)、新エネルギー車のBYD(01211)は大きく反発。中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)も買われた。半面、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、豚肉大手の万洲国際(00288)、スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)が売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.16%高の4464.65ポイントと3日ぶりに反発。生成AI事業のセンスタイム(00020)が15%近く上昇した。企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(00268)も高い。一方、電気自動車の蔚来集団(09866)が続落した。


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