先週金曜日（2024年12月6日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：67.289（-1.263）＜-1.84％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続落。
OPECプラス会合で原油減産期間の延長が決定されたものの、価格を引き上げるには不十分との見方が報じられています。
また、ドルインデックスがやや上昇しており、これも市場参加者に意識された可能性があります。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ20万2,000の買い越しでした。
買い越し幅は2週連続で20万を超えています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年12月9日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月9日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陰線を形成して、3営業日続落となり11月安値に近づきました。
平均足は陽線に転じ4日目ですが、ローソク足は平均足の下にありトレンド転換を示唆しています。
10月以来の抵抗帯となっている67ドル台前半まで下落が進みました。
目先は、67ドル台前半の抵抗帯を突破し下落が加速するか、抵抗帯は超えられず反発するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
終日緩やかな下落が続く1日となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
引いた目で見ると、11月18日安値から反発したものの、再度18日安値付近まで戻った形となりました。
目先は、18日安値付近で本格的な反発が生じるか、このまま下落が進み18日安値も割れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月27日時点の米国の原油リグ稼働数は477基でした。
前週から2基減少し、470基台での推移を続けています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年11月29日時点の原油在庫は前週比で507.3万バレルほど減少し、およそ4億2338万バレルです。
2週連続で減少しており、一般的に原油在庫の減少は原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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