東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

市場概況
 20日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では155.99円とニューヨーク市場の終値(156.30円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。先週末の高値156.37円を上抜けると、ストップロスを巻き込み156.58円まで一時上値を広げた。しかし、上値は重く東京が本格参入する9時過ぎには徐々に売りの勢いが増した。5・10日(ゴトー日)の仲値の値決めにかけては一部金融機関が余剰(ドル売り・円買い)になったことも重しになり、10時前には155.99円まで下押した。

 ユーロドルは小幅高。10時時点では1.0285ドルとニューヨーク市場の終値(1.0273ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルが買われるとユーロドルも1.0266ドルまで小幅に売られたが、先週15−17日はいずれも1.0260ドルを割り込むことが出来なかったことで下げ渋った。ドル円が下落すると、ユーロドルも小幅ながら買いが優勢になった。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では160.44円とニューヨーク市場の終値(160.56円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買いに連れ高となる場面もあったが、ドル円が切り返すとユーロ円も上値が抑えられた。もっとも、ユーロドルも小高い動きなこともあり、ユーロ円は方向感がなくもみ合いに終始している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.99円 - 156.58円
ユーロドル:1.0266ドル - 1.0295ドル
ユーロ円:160.44円 - 160.85円


(松井)


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