昨日(2025年1月20日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安の展開。
午前中に円高の場面があったものの、1日を通して円安が優勢でした。
ユーロドルが大幅に上昇しており、この影響を受けた模様です。
円安傾向は朝まで継続し、そのまま取引を終えました。
なお、日本で機械受注が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表後のユーロ円は特段の動きを示していません。
また、ユーロ圏で建設支出が発表され、前回発表値よりも強い結果でした。
この前後でユーロ円は円安が続いています。
本日(2025年1月21日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、162円台後半にも、特に厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
その一方、159円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、165円付近にも、厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月21日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月21日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
午前中の円はゼロを挟んで取引され、午後以降にマイナス幅を広げました。
ユーロはプラス幅を広げる展開で、夜以降は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月21日)の主な経済指標
16:00(英国)ILO失業率
19:00(ドイツ)ZEW景況感指数
19:00(ユーロ)ユーロ圏ZEW景況感指数
22:30(カナダ)消費者物価指数(CPI)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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