東京外国為替市場概況・12時 ドル円、持ち直す

市場概況
 22日の東京外国為替市場でドル円は持ち直した。12時時点では155.74円とニューヨーク市場の終値(155.52円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。10時前につけた155.36円までで下げは一服した。時間外取引の米10年債利回りが4.59%前後と、前日より高めの水準を維持するなかでは下落幅を広げる動きになりにくかった。日経平均株価が一時600円を超す上昇となるなど株価が底堅く推移したことも円買いを進みにくくした要因。ドル円は155.76円前後まで反発する場面があった。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0414ドルとニューヨーク市場の終値(1.0428ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が高めな水準を維持し、対円でドルが持ち直すなか、ユーロドルはややユーロ安・ドル高方向へ傾斜。一時1.0406ドル前後へ下押した。

 ユーロ円は小高い。12時時点では162.17円とニューヨーク市場の終値(162.14円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。対ドルでユーロが弱含んだことから強いトレンドはなかったが、ドル円の持ち直しが支えとなった。前日NY終値をやや上回る水準へ浮上した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.36円 - 155.83円
ユーロドル:1.0393ドル - 1.0434ドル
ユーロ円:161.88円 - 162.23円

(関口)


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