NY株式サマリー(22日)=ダウ130ドル高と3日続伸 S&P500が1カ月半ぶりに最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 44156.73 +130.92 +0.30%
◆S&P500: 6086.37 +37.13 +0.61%
◆NASDAQ: 20009.34 +252.56 +1.28%

 22日のNY株式相場は続伸。オラクルやオープンAI、ソフトバンク・グループが共同でAIインフラに5000億ドル以上を投資する計画を受けてエヌビディアなどのAI関連株が軒並み上昇したことや、予想を上回る決算や有料会員数が3億人を突破したことなどが好感されたネットフリックスが急伸したことでハイテク株を中心に上昇した。ただ、トランプ政権による財政支出拡大や関税導入によるインフレ更新懸念を背景に米10年債利回りが上昇したことが重しとなり公益や不動産などの金利敏感セクターが幅広く下落した。ダウ平均は終日プラス圏で推移し、130.92ドル高(+0.30%)で終了。S&P500は一時0.85%高の6100.81ポイントまで上昇し、12月6日以来、1カ月半ぶりに取引時間中の史上最高値を更新。終値では0.61%高の6086.37ポイントで終了し、最高値まで0.06%に迫った。ハイテク株主体のナスダック総合も1.58%高まで上昇後、1.28%高で終了。主要3指数がそろって3日続伸した。一方、ラッセル2000は0.61%安と7日ぶりに反落。米10年債利回りが前日の4.574%から4.613%に上昇したことが小型株の重しとなった。

 S&P500の11セクターはIT、コミュニケーションが上昇した一方、公益、不動産、エネルギー、素材、金融など9セクターが下落した。ITではオラクルが6.75%高、エヌビディアが4.43%高、マイクロソフトが4.13%高となり、コミュニケーションではネットフリックスが9.69%高と急伸した。下落率トップの公益では、エジソン・インターナショナルが6.33%安、ドミニオン・エナジーが5.33%安、ネクステラ・エナジーが3.33%安となり、不動産では、アメリカン・タワー、クラウン・キャッスルが2%超下落した。


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