東京外国為替市場概況・17時 ドル円、神経質

市場概況
 24日午後の東京外国為替市場でドル円は神経質な値動き。17時時点では155.38円と15時時点(155.35円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。植田日銀総裁の記者会見中に154.85円まで本日安値を更新した後、155.69円付近まで反発するなど荒く上下に振れた。その後は155円台前半の水準まで再び押し戻されており、結局は会見前の水準で落ち着いた。
 なお、植田日銀総裁は今後の利上げについて「経済・物価・金融情勢次第で予断は持っていない」「今回の影響も確かめつつ進める」「基礎的な物価が26年度後半にかけてどうなってゆくかを見て判断」などと言及した。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.0461ドルと15時時点(1.0451ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。午前から買いの流れが継続。時間外の米10年債利回りが一時4.61%台まで低下した影響もあり、1.0470ドルまで本日高値を更新した。

 ユーロ円は17時時点では162.54円と15時時点(162.36円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。15時30分過ぎに162.10円付近まで下げた後に162.92円近辺まで反発、その後は162円台半ばで落ち着くなどドル円と同じく神経質な動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.85円 - 156.41円
ユーロドル:1.0412ドル - 1.0470ドル
ユーロ円:161.92円 - 163.26円

(岩間)


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