東京外国為替市場概況・17時 ドル円、失速

市場概況
 27日午後の東京外国為替市場でドル円は失速。17時時点では155.87円と15時時点(156.06円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。東京昼頃から続いた買い戻しの動きも156.25円まで上昇したところで一服。その後は、時間外の米10年債利回りが4.55%台まで低下するのを眺めて再びドル売りが優勢となった。156円を割り込むと、軟調な米株先物指数も重しとなり155.69円付近まで下押した。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では162.99円と15時時点(163.28円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が日通し高値をつけた場面では163.46円前後まで持ち直した。ただしドル円が伸び悩むとつれて上値を切り下げ始め、弱い米株先物が再びリスク回避の円買いを意識させ、162.87円近辺までユーロ安円高に振れた。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0457ドルと15時時点(1.0463ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下押しにつれて1.0454ドルまで日通し安値を更新。その後の買い戻しも1.0471ドル付近までと限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.29円 - 156.25円
ユーロドル:1.0454ドル - 1.0503ドル
ユーロ円:162.61円 - 163.75円


(小針)


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