NY株式サマリー(24日)=ダウ33ドル高と小幅続伸 S&P500とナスダックは3日続落

市場概況
◆ダウ平均:43461.21 +33.19 +0.08%
◆S&P500:5983.25 -29.88 -0.50%
◆NASDAQ:19286.93 -237.08 -1.21%

 24日のNY株式相場は高安まちまち。先週末に主要3指数が大幅安となったことで反発してスタートしたが、トランプ米大統領が1カ月延期されたカナダやメキシコからの輸入品に対する関税発動に言及したことでセンチメントが悪化した。マイクロソフトがデータセンター向け設備投資を削減するとのアナリスト・レポートを受けてエヌビディアが3%超下落したこともハイテク株の重しとなった。金曜日に748ドル安となったダウ平均は朝方に271ドル高まで上昇したが、84ドル安まで反落し、33.19ドル高(+0.08%)とわずかながらプラス圏で終了。3営業日ぶりの反発となった。一方、S&P500は朝方に0.51%高まで上昇後、0.50%安で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合も0.62%高まで上昇後、1.21%安で終了。ともに3営業日続落となった。年初来ではダウ平均が2.16%高、S&P500が1.73%高となったが、ナスダック総合は0.12%安とマイナス圏に沈んだ。

 S&P500の11セクターはヘルスケア、金融、不動産など5セクターが上昇し、IT、一般消費財、コミュニケーション、公益など6セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄は今週水曜日引け後に決算を発表すエヌビディアが3.09%安となったほか、アマゾン、ウォルマート、JPモルガンなども1%超下落したが、ナイキが4.94%高、トラベラーズが3.42%高となり、ウォルト・ディズニー、アムジェンも2%超上昇し、ダウ平均を超し上げた。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の18.21ポイントから18.98ポイントに上昇した。


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