25年の食品値上げ、1万品目超

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 帝国データバンクは28日、2025年の食品値上げが1万品目を超える見通しだと発表した。食品各社が既に発表した8月までの値上げ品目を集計したところ、1万797品目に上った。原材料高に加え、物流費や人件費の上昇が影響し、24年よりも値上げの勢いは増している。

 24年は年間で1万2520品目が値上がりしていた。帝国データの担当者は、消費者の「値上げ疲れ」を受けて一部で販売数量の減少が見られるものの、価格の引き上げは続くとの予想を示す。

 25年は円安による輸入食材の高騰に加え、コメなど国産の原材料も価格が上がっている。賃上げは人件費の上昇要因となり、価格転嫁が進むと見込まれる。


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