市場概況
続落で3週間超ぶり安値、米中貿易戦争の激化を警戒
週明け3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前営業日比0.12%安の3316.93ポイントだった。深セン成分指数は0.36%高の10649.59ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆6246億7700万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏で推移したが、終盤にマイナス圏に沈むと、終値は2月7日以来、3週間超ぶりの安値を更新した。官民発表の2025年2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも市場予想から上振れたことなどが好感されたが、米中の貿易戦争の激化などが警戒され、相場の重しとなった。『環球時報』は3日、中国政府が米国の対中関税に対抗する措置を検討しており、農産物が対象になる可能性があると報じた。セクター別では、石油や鉄道・道路、保険などが売られた半面、バッテリー素材が全面高。化学製品や医療サービスなども買われた。
A株市場では、杭州老板電器(002508)や中興通訊(000063)、永輝超市(601933)、華域汽車系統(600741)などの下落が目立った。半面、用友網絡科技(600588)が大幅高となったほか、完美世界(002624)や巨人網絡集団(002558)、三一重工(600031)が買われた。
上海B株指数は0.76%高の262.55ポイント、深センB株指数は0.99%高の1211.33ポイント。
(山下)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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週明け3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前営業日比0.12%安の3316.93ポイントだった。深セン成分指数は0.36%高の10649.59ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆6246億7700万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏で推移したが、終盤にマイナス圏に沈むと、終値は2月7日以来、3週間超ぶりの安値を更新した。官民発表の2025年2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも市場予想から上振れたことなどが好感されたが、米中の貿易戦争の激化などが警戒され、相場の重しとなった。『環球時報』は3日、中国政府が米国の対中関税に対抗する措置を検討しており、農産物が対象になる可能性があると報じた。セクター別では、石油や鉄道・道路、保険などが売られた半面、バッテリー素材が全面高。化学製品や医療サービスなども買われた。
A株市場では、杭州老板電器(002508)や中興通訊(000063)、永輝超市(601933)、華域汽車系統(600741)などの下落が目立った。半面、用友網絡科技(600588)が大幅高となったほか、完美世界(002624)や巨人網絡集団(002558)、三一重工(600031)が買われた。
上海B株指数は0.76%高の262.55ポイント、深センB株指数は0.99%高の1211.33ポイント。
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