昨日(2025年3月4日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:4.398(+0.132)<+3.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続伸。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国西部の気温は平年より低い予報です。
天然ガスの暖房需要増加が引き続き注目されたと報じられており、NATGAS価格は上昇しました。
また、米国がカナダに関税を課した影響で、米国産天然ガスの価格が上昇していると伝えられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年3月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、2営業日続伸で高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
一時的に4.6ドル台まで上昇しましたが、最終的に4.4ドル付近まで戻り取引を終えました。
目先は、高値更新を契機とする上昇が続くか、高値更新がダマシとなり反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから大きく上昇した後、後半に下落して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
4.5ドル付近の2月20日高値を一時大きく突破しましたが、20日高値付近まで戻っています。
意識されている4.5ドル付近の攻防の行方に注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基減少して486基でした。
稼働リグ数は5週ぶりに減少しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から3基増加して102基でした。
稼働リグ数は100基前後での推移が続いています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で261bcf(10億立方フィート)減少し、1840bcfでした。
直近5年間の平均値と比較して、10%以上少ない在庫水準です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。