仏ファンド、日本法人を設立へ

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 先端技術を持つ新興企業に投資するフランスのジョルトキャピタルが日本法人を設立することが、5日までに分かった。ジャン・シュミット最高経営責任者(CEO)が共同通信のオンラインのインタビューで明らかにした。人工知能(AI)を活用して投資先を分析。日本は新興企業への「投資額が急増しており、世界的な企業に育成するチャンスだ」と述べた。

 同社は欧州を中心に展開する。AIを用いた独自のソフト「Ninja」を使い、半導体やAIなどの先端技術を持つ世界の約440万社の情報を収集する。日本の新興企業は「優れた技術力と知的財産を持つが(世界を舞台に)成長する段階で資金が不足している」と指摘した。

 売上高が1千万ユーロ(約16億円)程度の新興企業を5千万ユーロに引き上げることを目指す。既に、日本の約3千社が投資候補になっており、年間数社を専門家らが支援する。

 同社は昨年はカナダに進出し、日本に拠点ができればアジアでは初めて。2025年中に法人登記し、日本でも人材を確保した上で来年以降に投資を開始する。(共同)


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