中国株サマリー(5日)

市場概況
続伸、後場はプラス圏で推移 建設機械株などに買い

 5日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.53%高の3341.96ポイントだった。深セン成分指数は0.28%高の10709.46ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆4938億1500万元だった。

 上海総合指数は、前場は前日終値付近でもみ合ったが、後場はプラス圏で堅調に推移した。米中の対立激化への警戒感は強いものの、5日に全国人民代表大会(全人代)が開幕し、政策期待から買いが広がった。李強首相は政府活動報告で、2025年の経済成長率目標を前年と同水準の「5.0%前後」とすることや、財政赤字率を前年より1ポイント高い4%前後に設定することを明らかにした。セクター別では、建設機械や貴金属がほぼ全面高となったほか、電機や通信サービスも買われた。半面、化学肥料が全面安。不動産サービスや医薬品販売なども売られた。

 A株市場では、三一重工(600031)や中聯重科(000157)が買われたほか、王府井集団(600859)やBYD(002594)も高かった。半面、隆基緑能科技(601012)や晶澳太陽能科技(002459)、TCL中環新能源科技(002129)など太陽光発電関連銘柄の下落が目立った。

 上海B株指数は0.51%高の263.94ポイント、深センB株指数は0.57%高の1218.54ポイント。

(山下)


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