昨日(2025年3月10日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:4.537(+0.051)<+1.14%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは最終的に上昇。
月曜日のNATGASは大きな上窓を開けて取引が始まり、さらに上昇しました。
米国での天然ガス在庫が平年より少なく、これが材料視されたと報じられています。
買い一巡後は徐々に下落し、この傾向は朝まで継続しました。
最終的に、先週末終値よりも高い水準で取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年3月11日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月11日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成し、高値を更新した後に下落が進む形となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
節目価格5.0ドル目前まで上昇した後、4.5ドル台まで下落して取引を終えました。
目先は、高値更新を契機に上昇が継続するか、節目価格5.0ドル付近からの下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始とともに窓を開けて上昇した後は、ジリ安が進み取引を終えました。
直近の平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
一気に上昇して高値を更新したものの、最終的にはこれまでの高値圏に戻りました。
目先は、高値圏から再度上昇するか、高値圏での値動き停滞が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から変わらず486基でした。
稼働リグ数は5週連続で480基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して101基でした。
稼働リグ数は100基前後で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)減少し、1760bcfでした。
昨年の同時期と比較して、在庫水準は20%以上少ない状態です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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