野村HD、脱炭素の枠組み脱退

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 野村証券などを傘下に持つ野村ホールディングス(HD)は12日、脱炭素を推進する銀行の国際的な枠組みからの脱退を明らかにした。米国で気候変動に懐疑的なトランプ政権が発足したことが影響した。国内の金融機関では三井住友フィナンシャルグループ(FG)に続く動きとなる。

 野村HDによると、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」に12日、脱退すると届け出た。

 同社は「各国・地域で適切な政策を取るため」と説明。環境面に配慮した目標は維持するとしている。


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