商船三井、純利益60%減へ

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 商船三井は30日、2026年3月期連結決算の純利益予想を前期比60・0%減の1700億円と発表した。トランプ米政権の関税政策で世界経済の低迷が懸念され、荷動きが少なくなり大幅な減益となる。円高の影響も反映した。売上高は4・3%減の1兆7千億円とした。

 コンテナ船事業で中国から米国に向けた荷物量が減り、米国向けの運賃も下落すると見込んだ。自動車船も北米向けや中国向けの輸送台数が減るとした。橋本剛社長はオンラインで記者会見し、米国の関税政策について「毎日のように修正が入り、どの程度影響を織り込むか悩ましい」と指摘した上で、市場心理に与える影響を無視できないと説明した。


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