昨日（2025年4月30日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は最終的に円安。
豪州で消費者物価指数（CPI）が発表され、市場予想より高い数字でした。
発表後の豪ドル円は円安で反応し、この動きは夜まで継続しています。
その後は円高が急速に進み、日足始値を超える場面がありました。
豪ドル米ドルが下落しており、この影響を受けた模様です。
豪ドル米ドルの反発とともに豪ドル円も円安に転じ、最終的に円安で1日の取引を終えました。
なお、日本で日銀の金融政策決定会合の1日目が開催されました。
本日は2日目で、結果は昼に発表される予定です。
また、豪州で要人発言は伝わりませんでした。
本日（2025年5月1日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年5月1日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、88円台半ばから92円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、92円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、90円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、92円付近でも、売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年5月1日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはドル円と豪ドル米ドルです。
弱い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年5月1日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はポンドです。
円は夜にかけてマイナス幅を広げる展開で、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。
豪ドルはマイナスに転じる場面があったものの、おおむねプラス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年5月1日）の主な経済指標
中国、香港、シンガポール、フランス、ドイツ休場
（日本）日銀金融政策決定会合
15:30（日本）植田日銀総裁 会見
22:45（米国）4月 製造業PMI
23:00（米国）ISM製造業景気指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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