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日米で原油先物相場が大幅下落している。4月30日のニューヨーク原油先物相場は、指標の米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前日比2・21ドル安の1バレル=58・21ドルで取引を終えた。終値として約4年1カ月ぶりの安値。東京市場でも中東産原油の先物価格が大幅安となった。トランプ米政権の関税強化で景気が減速して原油の需要が先細りするとの見方から、売りが加速した。
1日の東京商品取引所では、株価終値に相当する指標価格の清算値は1キロリットル当たり前日比810円安の5万3700円となり、約3年4カ月ぶりの安値水準となった。
供給面では、サウジアラビアが増産に動く見通しと伝わった。
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