日本車4社、米販売11%増

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 【ニューヨーク共同】日本の自動車大手4社が1日発表した4月の米新車販売台数は計46万4372台と前年同月より11・8%増加した。トランプ米政権の関税政策に伴う新車価格の上昇懸念を背景とした駆け込み需要が後押しとなり、全社とも前年実績を上回った。

 大手メーカーの関係者は「関税警戒で在庫も確保していたため販売を伸ばせた」と強調。一方で堅調な販売は米政権の関税影響を見込んだ「需要の先食いの部分もある」と話し、販売の先行きには警戒感も示した。

 トヨタ自動車は10・0%増の23万3045台だった。ハイブリッド車(HV)の販売が引き続き好調で、セダン「カムリ」のHVが伸びた。スポーツタイプ多目的車(SUV)「CR―V」のHVの売れ行きが良かったホンダは18・1%増の13万7656台だった。

 スバルは0・3%増の5万6011台。SUV「クロストレック」が売れた。大型SUV「CX―90」が堅調だったマツダは21・0%増の3万7660台だった。


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