ニュース
JFEホールディングスは8日、傘下のJFEスチール西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)の第4高炉を2027年度に休止すると発表した。米国の関税政策による事業環境の悪化や国内需要の減少を踏まえ、粗鋼の生産体制のスリム化が必要だと判断した。同日公表した新たな中期経営計画に盛り込んだ。
同時に公表した26年3月期の連結決算見通しでは、米関税政策の影響などで純利益が前期比18・4%減の750億円になると予想した。自動車に対する追加関税で日本の自動車メーカーの輸出が減少し、車向けの粗鋼生産が落ち込むと見込んだ。円高ドル安で採算性が悪化し、中国の過剰生産による市況の低迷も続くと想定した。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。