東京外国為替市場概況・12時 ドル円、戻り鈍い

市場概況
 9日の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。12時時点では145.66円とニューヨーク市場の終値(145.91円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。実質ゴトー日(5・10日)仲値の本邦輸出企業が背景と思われる売りによる下押しは145.62円までで一服。米中通商交渉の進展を期待した流れも盛り返しつつあったようで、日経平均株価が500円超の上昇となったことも支援に145.97円前後と、NY終値を上回る場面もあった。しかし146円台を回復しきれず、昼過ぎには145.47円までさらに下値を広げた。

 ユーロドルはじり安が進むも一巡。12時時点では1.1218ドルとニューヨーク市場の終値(1.1228ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドルの上下に呼応するように振幅。一時4月11日以来の1.12ドル割れとなり、1.1197ドルまで下値を探った。その後は足もとの水準1.1210ドル台へ戻した。

 ユーロ円は重い動き。12時時点では163.41円とニューヨーク市場の終値(163.82円)と比べて41銭程度のユーロ安水準だった。163.40円まで下押し後に下げ渋るも反発は限定的。再び下値を探り、昼過ぎに163.32円までレンジ下限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.47円 - 146.19円
ユーロドル:1.1197ドル - 1.1233ドル
ユーロ円:163.32円 - 163.94円

(関口)


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