国際収支、過去最大黒字30兆円

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 財務省が12日発表した2024年度の国際収支速報は、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額が前年度と比べ16・1%増の30兆3771億円となった。比較可能な1985年度以降の過去最大を2年連続で更新した。歴史的な円安の影響を受けて、海外投資に伴う配当金や利子などを示す第1次所得収支の黒字幅が拡大したことが主因だ。

 輸出から輸入を差し引いた貿易収支の赤字額は、9・8%増えて4兆480億円となった。内訳は、輸出が4・1%増の106兆2390億円だった。半導体等製造装置や電子部品が伸びた。輸入は電算機器などが増え、4・3%増の110兆2870億円となった。


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