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牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーホールディングス(HD)が13日発表した2025年3月期連結決算は、売上高が前期比17・7%増の1兆1366億円だった。同社によると、国内の外食企業で売上高が1兆円を超えるのは初めて。創業者の小川賢太郎会長兼社長(76)の次男、洋平副社長(45)が6月に社長に昇格する人事も発表した。
1兆円超えは、商品の値上げや家族連れの来客増加が寄与した。純利益も28・0%増の392億円と過去最高だった。丹羽清彦最高財務責任者執行役員は東京都内で開いた決算会見で、社長交代について「売上高が1兆円を超え、海外展開を拡大する新たなステージに入り、経営体制を強化する」と説明した。すき家の商品にネズミなどが混入した事案については「大変ご迷惑をかけた」とし、改めて店舗の清掃や改修に力を入れるとした。
同時に発表した26年3月期業績予想の売上高は7・6%増の1兆2235億円、純利益は8・2%増の425億円とした。洋平氏は6月27日の定時株主総会を経て就任する。
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