昨日（2025年5月14日）のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円高。
韓国企画財政部の報道官が発言し、米国との間で為替協議が行われた旨が報じられました。
日米協議で円安是正交渉が行われることへの警戒感が広まった模様で、この時間帯のドル円は円高が進んでいます。
円高一巡後は円安方向に戻る展開で、この傾向は本日の朝まで継続しました。
最終的に、13日終値に比べて円高で1日の取引を終えています。
なお、日本で国内企業物価指数が発表され、市場予想と一致しました。
これに対して、ドル円は特段の反応を示していません。
また、ジェファーソン米連邦準備制度理事会（FRB）副議長が発言し、2025年の成長率予測を引き下げたものの景気拡大を見込んでいる旨が示されました。
本日（2025年5月15日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年5月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、145円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、140円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、143円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、150円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年5月15日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年5月15日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、夜以降は安定的に推移しました。
ドルはマイナス圏で上下動し、日付が変わる頃にプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年5月15日）の主な経済指標
21:30（米国）生産者物価指数
21:30（米国）小売売上高
21:30（米国）フィラデルフィア連銀景況指数
21:40（米国）パウエルＦＲＢ議長発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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