東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小安い

市場概況
 16日午後の東京外国為替市場でドル円は小安い。15時時点では145.21円と12時時点(145.41円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。後場の日経平均株価が下げ幅を縮小したことで、145.30円台まで戻す局面があったものの、来週の日米財務相会談での為替協議への警戒感から145.20円割れまで弱含んだ。
 最もハト派で来月末に任期満了となる中村日銀審議委員は、「金融政策については、当面は現状維持が適当。米関税で賃上げモメンタムが低下する可能性」などと述べた。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.1215ドルと12時時点(1.1202ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.41%台へ低下したことなどで、一時1.1219ドルまでわずかに上値を伸ばした。
 カザークス・ラトビア中銀総裁は「利下げを急ぐ必要はない」と述べた。

 ユーロ円は15時時点では162.87円と12時時点(162.88円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが強含みに推移したことで、162.90円台まで値を上げたものの、ドル円が弱含みに推移したことで、上値は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.97円 - 145.72円
ユーロドル:1.1182ドル - 1.1219ドル
ユーロ円:162.46円 - 163.06円

(山下)


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