昨日(2025年5月20日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
朝のユーロ円は円安方向に進む場面がありました。
ドル円の円安や日経平均株価の上昇が理由として指摘されています。
円安一巡後は円高が進んだものの勢いは続かず、夜に円安方向に戻りました。
最終的に、19日終値に比べて円安で取引を終えています。
なお、ユーロ圏で消費者信頼感が発表され、市場予想より強い結果でした。
これに対して、ユーロ円は大きな反応を示していません。
また、シュナーベルECB専務理事が発言し、米国の関税は短期的にディスインフレ要因だが、中期的にはインフレの上昇要因である旨が報じられています。
本日(2025年5月21日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、162円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、163円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、165円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年5月21日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのはドル円と豪ドル円、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年5月21日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はおおむねプラス圏で推移し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロはプラス幅を緩やかに広げる展開で、安定的な動きでした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年5月21日)の主な経済指標
15:00(英国)消費者物価指数(CPI)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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