東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

市場概況
 21日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では144.41円とニューヨーク市場の終値(144.51円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。一部報道が関係者筋の話として「イスラエルがイランの核施設攻撃を計画している」と伝えると、リスク回避目的の売りに押されて一時144.17円まで値を下げた。もっとも、前日安値の144.10円が目先のサポートとして意識されると、その後は144.40円台まで下げ渋った。報道によると「イスラエルの指導者が最終決定を下したどうかは不明」だという。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.1281ドルとニューヨーク市場の終値(1.1283ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近での動意を欠いた動きとなった。
 なお、中東を巡る地政学リスクが高まるなか、安全資産されるスイスフランにも買いが集まったため、ユーロスイスフランは0.9322フランまでユーロ安・フラン高が進む場面も見られた。

 ユーロ円は小安い。8時時点では162.90円とニューヨーク市場の終値(163.05円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。全般にリスク回避の円買いが強まった流れに沿って、一時162.70円まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.17円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1287ドル
ユーロ円:162.70円 - 163.12円

(岩間)


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