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【サンパウロ共同】アルゼンチン政府は22日、国民が米ドルなどの外貨で手元に保管している2千億ドル(約28兆円)超とみられる「たんす預金」の利用を促進するため、規制を緩和し、当局に申告せず外貨を自由に使うことを認める計画を発表した。政府は外貨利用による資金供給を経済活性化につなげたい考えだ。
経済危機が長期化する同国では、多くの国民が不安定な通貨ペソでの貯蓄を避け、非正規の両替商などを通じて入手した外貨で保管。しかし利用する際は、出どころの証明や申告が必要で自由に使えず、自宅や国外の銀行口座には多額の外貨が眠っていると推定されている。
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