先週金曜日（2025年5月23日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は最終的に円安。
夕刻以降にやや円安で推移したものの、夜に急落しました。
トランプ米大統領の関税に関する発言を受けて、円が主要通貨に対して大きく買われており、この影響を受けた模様です。
円高一巡後は元の水準に戻る展開で、最終的に22日終値に比べて円安で1日の取引を終えました。
なお、日本で消費者物価指数（CPI）が発表され、市場予想よりも高い結果でした。
これに対して、豪ドル円は特段の反応を示していません。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。
本日（2025年5月26日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年5月26日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、92円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、91円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、93円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、96円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年5月26日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロ円とも弱い相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年5月26日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はマイナス圏に進む場面があったものの、おおむねプラス圏で取引されました。
豪ドルもマイナスに転じる場面があったものの、プラス幅を広げる展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
27日（火）9:00（日本）植田和男日銀総裁、発言
28日（水）10:30（豪州）4月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
28日（水）11:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
28日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
29日（木）-（南アフリカ）南アフリカ準備銀行（中央銀行）政策金利
29日（木）21:30（米国）1-3月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比年率）
30日（金）8:30（日本）4月失業率
30日（金）8:30（日本）4月有効求人倍率
30日（金）8:30（日本）5月東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く）（前年同月比）
30日（金）8:50（日本）4月鉱工業生産・速報値（前年同月比）
30日（金）8:50（日本）4月鉱工業生産・速報値（前月比）
30日（金）10:30（豪州）4月住宅建設許可件数 （前月比）
30日（金）10:30（豪州）4月小売売上高（前月比）
30日（金）19:30（インド）1-3月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比）
30日（金）21:00（ブラジル）1-3月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比）
30日（金）21:00（ブラジル）1-3月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前期比）
30日（金）21:30（カナダ）1-3月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前期比年率）
30日（金）21:30（カナダ）3月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前年同月比）
30日（金）21:30（カナダ）3月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）
30日（金）21:30（米国）4月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
30日（金）21:30（米国）4月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
30日（金）21:30（米国）4月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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