昨日(2025年5月26日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.342(-0.002)<-0.06%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは最終的に下落。
週明けのNATGASは上窓を開けて取引が始まりました。
その後は緩やかに下落を続ける展開で、最終的に先週末終値よりも価格を下げて取引を終えています。
米国本土の穏やかな気温見通しが報じられており、天然ガスの空調需要は伸びない見通しです。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年5月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成したものの、前営業日の高値を更新しました。
平均足は陽連後の陰転3日目で、ローソク足と平均足が重なっており明確な方向性は出ていません。
5月20日の大幅高後、4営業日3.2ドル台から3.4ドル台でレンジの値動きに留まっています。
目先は、4営業日続くレンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上窓を開けて寄り付いた後、下落が進み窓を埋めて取引を終えました。
直近の平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており下落圧力は限定的です。
5月21日高値と26日高値でダブルトップを形成し、下落が進みつつあります。
目先は、ダブルトップ形成による下落が進むか、反発して21日高値の突破へ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から8基減少して465基でした。
稼働リグ数は4週連続で減少し、この間の減少数は合計で18基です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基減少して98基でした。
稼働リグ数は4週ぶりに100基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で120bcf(10億立方フィート)増加し、2375bcfでした。
在庫増加幅は市場予想より大きく、4週連続で100bcfを超えています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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