昨日(2025年5月27日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:61.437(-0.495)<-0.80%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
今週末開催予定のOPECプラス会合で、7月の原油生産量の増加を決める見通しが報じられています。
これが引き続き材料視された模様で、USOIL価格は下落しました。
その一方、米国とイランの核協議の難航が報じられており、USOILの価格下落は限定的でした。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年5月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月28日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、小幅ながら2日続落となりました。
平均足は陽連しているもののローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は限定的です。
5月14日から15日の値幅にほぼ留まる取引が8営業日継続しています。
目先は、同レンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引後半の下落後に反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は限定的です。
5月15日以降、60ドル台半ばが支持帯として機能しています。
目先は、60ドル台半ばの支持帯で反発を見せるか、支持帯を割れて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年5月23日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から8基減少し、465基でした。
460基台まで減少が続いている状況です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年5月16日時点の原油在庫は前週比で132.8万バレルほど増加し、およそ4億4316万バレルです。
直近は2週連続で増加しており、このまま右肩上がりに推移していくかに注目です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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