東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

市場概況
 28日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では144.28円と12時時点(144.59円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。注目されていた40年物国債の応札倍率は2.21倍で、前回の2.92倍を下回り、やや弱めだったことで、144.77円を高値に144.25円前後まで伸び悩む展開となった。

 ユーロドルは下げ渋り。15時時点では1.1314ドルと12時時点(1.1305ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.47%台まで上昇するなか、一時1.1296ドルまで下値を広げたものの、下落の勢いは限定的だった。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では163.24円と12時時点(163.47円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が上げ幅を縮小したことで、一時163.18円まで下値を広げた。

 NZドル/ドルは0.5980米ドル、NZドル円は86.39円まで上げ幅を伸ばした。コンウェイNZ準備銀行(RBNZ)チーフエコノミストが「政策金利が3.25%となり、中立ゾーンに入った」と発言したことで一段の利下げ観測が後退した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.85円 - 144.77円
ユーロドル:1.1296ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:163.18円 - 163.83円

(山下)


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