東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

市場概況
 29日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では145.93円と12時時点(145.79円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。日経平均株価が上げ幅を拡大したことで、146.09円前後まで強含みに推移した。しかし、新発30年物国債の利回りが上昇していることや146.00円に控えているNYカットオプションが上値を抑えた。
 赤沢経済再生相は、4回目の米国閣僚との通商交渉を控えて、「日米双方の利益となる合意実現に向けて協議する。引き続き米関税措置の見直しを求める。米裁判所の判断の協議への影響は予断を持って答えることは控える」などと述べた。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1244ドルと12時時点(1.1245ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.51%台に乗せてきていることなどで、1.1231ドル前後まで弱含みに推移したものの、下値は限定的だった。

 ユーロ円は小高い。15時時点では164.08円と12時時点(163.95円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価が上げ幅を拡大したことで、164.13円前後まで強含みに推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.76円 - 146.28円
ユーロドル:1.1210ドル - 1.1297ドル
ユーロ円:163.49円 - 164.22円


(山下)


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