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成田国際空港会社（ＮＡＡ）が２９日発表した２０２５年３月期連結決算は、売上高に当たる営業収益が前期比２１・６％増の２６３７億円で、０４年の民営化後で最高だった。純利益も前期比２４９・３％増の３５１億円で２期連続の黒字。旺盛な訪日客需要や円安の影響による空港内店舗の売り上げ増加が貢献した。
２６年３月期は営業収益を４・７％増の２７６２億円、純利益を６１・０％減の１３７億円と見込む。中国路線などの増便で国際線の利用客数が増加する一方、物価高騰や老朽化した施設の修繕によるコスト増から大幅な減益を予想する。
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