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【北京共同】中国商務省の何詠前報道官は29日の記者会見で、米国際貿易裁判所がトランプ米政権の「相互関税」などを違法と判断したことを受け「米国は一方的に実施した関税引き上げ措置を全廃すべきだ」と改めて要求した。
何氏は、米国の関税措置は「国際貿易秩序を破壊し、企業の生産活動や人々の生活に多大な影響を与えている」と指摘。「国際社会や国内の各方面からの理性的な声に耳を傾けるべきだ」とも述べた。
米国は中国に対して、合成麻薬の流入を理由とした20%の上乗せ関税を課している。上乗せ関税は計145%まで引き上げたが、今月の米中貿易協議で、米側は30%まで引き下げることで合意した。
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