東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

市場概況
 30日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では143.76円とニューヨーク市場の終値(144.21円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。早朝から昨日の欧米市場からのドル売りの流れが継続していたが、東京市場が本格参入すると更に下げ幅を広げ143.59円まで弱含んだ。5月の東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合)が市場予想を上回ったことや、日経平均株価が軟調な動きとなったことが上値の重しになった。一時144円台を回復する場面もあったが、月末、5・10日(ゴトー日)の仲値にかけては一部金融機関で余剰(金融機関のドル売り)になると、10時前には急に上値が重くなり143.60円台まで再び弱含んだ。

 ユーロドルは方向感がない。10時時点では1.1372ドルとニューヨーク市場の終値(1.1370ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りに支えられ1.1385ドルまで上昇、ただドル円が144円台を回復すると1.1365ドルまで押し戻されるなど方向感なく上下している。

 ユーロ円は軟調。10時時点では163.50円とニューヨーク市場の終値(163.92円)と比べて42銭程度のユーロ安水準だった。東京仲値の値決めにかけて163.39円まで売られ軟調推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.59円 - 144.22円
ユーロドル:1.1365ドル - 1.1385ドル
ユーロ円:163.39円 - 164.03円


(松井)


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