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農林水産省は30日、小売店への備蓄米流通量が11日時点で2万7369トンだったと発表した。3月にあった1、2回目の入札で落札された放出量合計の12・9%にとどまった。スーパーの店頭に十分行き渡らない状態が続いている。農水省の担当者は、集荷業者と卸売業者の間で精米や決済などの手続きに時間がかかっていると説明した。
政府が3月の入札で売り渡した備蓄米は2回分で計21万2千トン。5月11日時点で集荷業者は政府から21万480トンを引き受けており、卸売業者には7万2258トンを販売した。
JA全農は30日、3月入札で落札の政府備蓄米のうち、卸売業者に出荷は29日時点で62%と発表した。
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