日経平均サマリー(30日)

市場概況
日経平均は大幅反落 売れるネット広告社がストップ高

 30日の日経平均は大幅反落。終値は467円安の37965円。米国株高は好感されず、急速に進んだ円高が嫌気されて、寄り付きから500円を超える下落。開始直後には下げ幅を600円超に広げた。37700円台に入ったところで売り圧力が和らぎ、10時過ぎ辺りからは緩やかに値を戻す展開。前場では38000円を上回ることができなかったが、後場には38100円台まで戻す場面もあった。ただ、大引けにかけてはまとまった売りに押されており、終値では38000円を下回った。値上がり銘柄は多く、中小型株は概ね堅調に推移しており、グロース250指数やスタンダード指数はプラスで終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で6兆5100億円。リバランス需要発生日で商いは膨らんだ。業種別では医薬品、水産・農林、電気・ガスなどが上昇した一方、その他製品、電気機器、精密機器などが下落した。子会社がネットプロテクションズホールディングス<7383.T>傘下企業と戦略的業務連携を開始すると発表した売れるネット広告社グループ<9235.T>が、後場に買いを集めてストップ高。ネットプロHDも急伸した。半面、ディスコ<6146.T>や東京エレクトロン<8035.T>など半導体株の多くが大幅に下落した。



日経平均
 37965.10 -467.88
先物
 37960 -450
TOPIX
 2801.57 -10.45


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