昨日（2025年6月5日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：3.43（-0.038）＜-1.10％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日続落。
EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、在庫増加幅は市場予想を上回りました。
貯蔵量は直近5年間の平均値を上回っています。
これに対してNATGASは上下に振れる展開で、最終的に3営業日続落で取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2025年6月6日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年6月6日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲがある陰線となり、小幅安ながら3営業日続落となりました。
平均足は陰連後の陽転1日目で、平均足はローソク足の上にあり、トレンド転換を示唆しています。
一時的に3.5ドルに到達しましたが、3.5ドル付近で頭を抑えられる状態が継続中です。
目先は、節目価格3.5ドルを突破し上昇が加速するか、3.5ドルは超えられず下落が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引時間半ばまで横ばいの取引が続きましたが、後半に乱高下して最終的に始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れ、ローソク足は平均足に絡まっており、明確な方向性は出ていません。
6月3日高値を一時的に上回りましたが、3日の高値付近で横ばいの推移が続きました。
目先は、5日高値を超えて上昇が加速するか、3日の高値圏での取引が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から4基減少して461基でした。
稼働リグ数は5週連続で減少し、この間の減少数は合計で22基です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して99基でした。
稼働リグ数は3週ぶりの増加です。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で122bcf（10億立方フィート）増加し、2598bcfでした。
在庫増加幅は市場予想より大きく、6週連続で100bcfを超えています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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