先週金曜日(2025年6月13日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.466(+0.076)<+2.24%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日続伸。
イスラエルがイランを攻撃し、中東情勢の緊迫化が報じられています。
中東産天然ガスの供給が滞る可能性が指摘されており、NATGAS価格は上昇しました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ10万9,000の売り越しでした。
3月下旬以降、売り越し幅は10万台を維持しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年6月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し続伸となりましたが、前日12日の値幅内の取引に留まりました。
平均足は陽連しているものの、平均足とローソク足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
終値ベースでは6月9日以来の3.4ドル回復となりました。
目先は、節目価格3.5ドルを目指して上昇が続くか、3.4ドル到達は一時的となり反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引後半から上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6月11日安値を底値とする切り上げが進みつつあります。
切り上げを伴う上昇がどの水準まで進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から3基減少して439基でした。
稼働リグ数は7週連続で減少しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して113基でした。
稼働リグ数は2週連続で110台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で109bcf(10億立方フィート)増加し、2707bcfでした。
在庫増加幅は市場予想をやや上回り、7週連続で100bcfを超えています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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